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学生・一般 Free
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Description
LOCAL DEVELOPER DAY (LDD) は、LOCALが開催するコミュニティ横断型/地域特化型IT勉強会イベントです。
今回は北海道情報セキュリティ勉強会(せきゅぽろ)と共同で「情報セキュリティ」をテーマに開催します。
BCP (事業継続計画)、学生達の取り組みと成果発表、情報セキュリティのプロの仕事とは?、セキュリティ人材育成など、情報セキュリティに関連する話題が盛り沢山の内容となっています。 皆さん、ぜひご参加ください!
イベント概要
- 日時:2019/09/07(土) 13:30 - 18:00 (開場 13:10)
- 会場:ACU-A 中研修室1206 (札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45 12F)
- 参加費:無料
- 定員:100名
- イベントハッシュタグ:#ldd19sec
- 主催:一般社団法人LOCAL
本イベントは 2018年度Grafsec助成事業 の一部として開催します。 - 共催:北海道情報セキュリティ勉強会 (せきゅぽろ)
タイムテーブル
時間 | 内容 |
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13:10 | 開場・受付開始 |
13:25 - 13:30 | オープニング |
13:30 - 14:25 | Session.1: BCP (事業継続計画) で振り返るブラックアウト 講師: 前田 章博 (ビットスター株式会社代表取締役CEO/さくらインターネット株式会社 執行役員) 昨年9月の北海度胆振東部地震では北海道全体がブラックアウトとなり、当社データセンターも商用電源を喪失し非常発電機での運用継続を行いました。その中でデータセンター特有の課題や事業所としての事業継続側面から今後のあり方を探ります。 |
(休憩) | |
14:35 - 14:55 | Session.2: SecHackな日々 〜FPGAとセキュリティを考える〜 講師: 灰原 渉 (室蘭工業大学 情報電子工学系学科2年) FPGAはその誕生から20年以上経っている技術ですが、AzureやAWSなどのクラウドを支えるハードウェアとして使われるようになったこともあり、再び注目を集めています。私がSecHackで取り組んでいる、FPGAによるセキュリティ機構の実装とその運用方法の検討についてご紹介します。 |
14:55 - 15:15 | Session.3: 情報処理安全確保支援士試験とSecHack365 講師: 髙石 勝彦 (北海道情報専門学校 システムエンジニア科3年) IPA主催の情報処理技術者試験の中の一つの情報処理安全確保支援士試験に学生でありながら受験した時の経験を元に、セキュリティの考え方、解き方を紹介します。また、支援士試験とSecHack365をどちらも受けている立場から感じる事をお話します。 |
15:15 - 15:35 | Session.4: マイナンバーカードとWebUSBを用いた多要素認証の実装 講師: 藤田 優貴 (合同会社 Georepublic Japan) 未だ普及率が13%と低迷しているマイナンバーカード。その新たな使い道として、Webで使える多要素認証機構を2018年度SecHack365の取り組みとして作成しました。Web標準技術を使い、ブラウザとカードリーダーさえあれば動くポータブルな実装の仕組みについて詳しく解説します。 |
(休憩) | |
15:45 - 16:15 | Session.5: セキュリティのお仕事 〜企業組織編〜 講師: 武井 滋紀 (NTTテクノクロス株式会社) これまでのシステムやネットワークの管理に加えて、セキュリティも面倒を見る、という担当の方も多くなっているのではないでしょうか。今回、日本セキュリティオペレーション事業者協議会 (ISOG-J) のドキュメントを参考にしながら、セキュリティの対応はどんな機能や業務があるのか、そして外部のサービスをどう使うのかをみながら、どこまでを自分たちでやるのか、どうやって外部のリソースを利用するのかを考えます。学生さんには社会でセキュリティの仕事がどんなものがあるのか、どんなところでどんな業務があるのかの参考になればと思います。 |
16:15 - 16:45 | Session.6: セキュリティのお仕事 〜インターネット屋さん編〜 講師: ももいやすなり (株式会社インターネットイニシアティブ) セキュリティオペレーションに関わる人たちは実際のところどういうお仕事をしているのか、そのような組織のひとつであるCSIRT (シーサート) の視点を中心に紹介します。また、そういうポジションで働いている自分や周囲の人がどのようなことを学んで経験してきたのか、どんなことが役に立ったか、何で困っているかについてお話しします。 |
(休憩) | |
16:55 - 17:25 | Session.7: 元富良野市民の目線でお知らせする「実践的サイバー防御演習 CYDER」と「SecHack365」 講師: 西原 翔太 (@tomio2480) 国立研究開発法人情報通信研究機構ナショナルサイバートレーニングセンターが地方公共団体や民間企業のCSIRT向けに実施する「実践的サイバー防御演習 CYDER」と25歳以下の学生や若手社会人に対し通年のアイディアソンやハッカソン、講義や発表を実施し「セキュリティイノベーター」となる人材を育成する「SecHack365」について、北海道で生まれ育ち27年すごした人間の目線から、どんな形で役立てていただけるのかという観点でお話申し上げます。 |
17:30 - 17:50 | ライトニングトーク (1人5分x4名) ・ravicot:Hardening II SU を振り返る - 衛る力とは何か - ・manzyun:子ども達と遊んで思う、子どもとインターネッツの付き合い方 ・koiwa:クラウド時代のクラウドっぽくないチューニングの話 ・kumikumitm:JANOG45! |
17:50 - 17:55 | クロージング |
18:30 - | 懇親会 (別途申し込み必要) |
- プログラムの内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
登壇者プロフィール
Session.1: 前田 章博「BCP (事業継続計画) で振り返るブラックアウト」
- ビットスター株式会社代表取締役CEO、さくらインターネット株式会社 執行役員
- 1981年札幌生まれ。札幌市内のIT企業を経て2008年ビットスターを創業。2017年よりさくらインターネット執行役員。現在市内の数社で取締役を兼務。趣味は旅行、ゴルフ、ヨット。大好きな北海道をベースに仕事と遊びを共に充実させることがモットー。
Session.2: 灰原 渉 「SecHackな日々 〜FPGAとセキュリティを考える〜」
- 室蘭工業大学 情報電子工学系学科2年
- 2019年よりSecHack365 学習駆動コース フィジカルゼミにトレーニーとして参加。LOCAL学生部 部長として北海道の技術系学生コミュニティを活発にするお手伝いをしています。
- Twitter: https://twitter.com/haibaraaaaaaa
Session.3: 髙石 勝彦 「情報処理安全確保支援士試験とSecHack365」
- 北海道情報専門学校 システムエンジニア科3年
- 高校は工業科。大学で有機材料の研究がしたく浪人するも志望校に行けず。地元でたまたま枠が空いていた今の学校にプログラミングもITも初めてな状態で入学。2年生では起業家甲子園全国大会に出場し、2018年度シリコンバレーキャンプに参加。今年はSecHack365 表現駆動コースにトレーニーとして参加。
Session.4: 藤田 優貴 「マイナンバーカードとWebUSBを用いた多要素認証の実装」
- 合同会社 Georepublic Japan
- 2019年に室蘭工業大学大学院を卒業後、合同会社 Georepublic Japanに入社。学生時代にLOCALをはじめとするコミュニティで活動。セキュリティキャンプやSecHack365に参加してセキュリティ技術を学びつつ「地方におけるIT」をキーワードにオープンデータの作成などにも取り組む。現職ではそれらの経験を生かし活動中。
- Twitter: https://twitter.com/aruneko99
Session.5: 武井 滋紀 「セキュリティのお仕事 〜企業組織編〜」
- NTTテクノクロス株式会社 セキュアシステム事業部、日本セキュリティオペレーション事業者協議会 (ISOG-J) 副代表、セキュリティオペレーション連携WGリーダー、NTTグループセキュリティプリンシパル、CISSP、情報処理安全確保支援士、Internet Week プログラム委員
- 2000年問題あたりに社会に出る。それまではSIerで開発を中心としてASPサービスやOSSを活用したシステム、IPv6関連などに関わる。2010年くらいからセキュリティに関連したシステム開発などに関わる。このころから社外のコミュニティ活動に参加し始め、今に至る。
Session.6: ももいやすなり 「セキュリティのお仕事 〜インターネット屋さん編〜」
- 株式会社インターネットイニシアティブ セキュリティ本部 セキュリティ情報統括室 リードエンジニア、日本セキュリティオペレーション事業者協議会 (ISOG-J) 新技術とオペレーションプロジェクト 共同リーダー
- 大学でプログラミングやサーバ構築にはまり、WIDE Projectでの活動を通じてインターネットの世界へ。現職ではセキュリティサービス、ネットワークシステム、運用システムなどの企画開発に従事。また、IIJグループの緊急対応チームIIJ-SECTメンバーとして、FIRST、NCA、ISOG-Jなどの活動や運営に参加している。監訳書として「BSD Hacks」、共訳書として「ファイアウォール構築 第二版」(共にオライリージャパン)、技術系雑誌記事の執筆など。ヘヴィメタルと猫をこよなく愛し、ローカルなグルメを堪能しながらマイナースポットを訪ね歩くのが最近の趣味。
Session.7: 西原 翔太 「元富良野市民の目線でお知らせする「実践的サイバー防御演習 CYDER」と「SecHack365」」
- 一般社団法人LOCAL 運営委員、国立研究開発法人情報通信研究機構ナショナルサイバートレーニングセンター 研究技術員
- この3月まで富良野で工業系の高校教諭でしたが、東京に出ていくことにしてしまいました。東京にはあまり興味がなく、岩手県や愛媛県などなど別の地方のコミュニティの状況やU-16プログラミングコンテストの様子見をして暮らしています。転職してから北海道はLDDで7回目になります。北海道ではゆるい勉強会@旭川、FuraIT(ふらいと)というコミュニティで雑な発表会を企画していました。ITコミュニティに関わって今年で10年経過しました。
- Twitter: https://twitter.com/tomio2480
ライトニングトーク (LT)
1人5分で先着4名まで、LTの発表者を募集します。LTの発表を希望される方は、参加登録時のアンケートで「LT発表する」を選択し、発表タイトルを入力のうえ、申し込みください。発表者が確定次第、タイムテーブルへ発表者名(参加登録時のアカウント名)とタイトルを反映します。- 発表者が確定したため、募集を締め切りました。
懇親会
- セミナー終了後、講師を囲んでの懇親会(有料)を予定しています。
- 懇親会へ参加を希望される方は #ldd19sec懇親会申込みページ から申し込みください。
※ 注:懇親会の申込期限はイベント前日(9/6)の18:00です。
学生交通費支援制度
- 遠隔地から参加される学生の皆様に「一般社団法人LOCAL 学生交通費支援制度」を利用して交通費支援を行います。支援可能な条件、上限金額、注意事項等については LOCAL 学生交通費支援制度 のWebサイトを参照願います。
- 交通費支援を希望される学生の皆様は9月4日(木)までに参加登録時のアンケートにて、氏名、学校名および当日発生する交通費をお知らせください。
- 当日の図書カード受取の際は学生証を提示のうえ受取証にサインをいただきますので、学生証を忘れずに持参ください。
- 申し込みが多数の場合は先着順となりますので、予めご了承願います。
連絡事項・注意事項
- 当日は広報活動のため、セミナーの様子を写真撮影する予定です。(登壇者、スタッフ以外の方は正面から顔が写らないよう考慮します)
- 登壇者がOKを出した場合を除き、スライドの写真撮影は禁止します。
- 参加者に対して、妨害と見られる言動や行動(人材紹介、転職、宗教など、当イベントとは関係のない勧誘を含む)、および一般的に法律に触れる行動については、固くお断りいたします。
問い合わせ先
- info@local.or.jp 宛にメールにてお問い合わせください。
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